2024/04/13

【FE風花雪月】イングリットの育成方針

基本データ

成長率

HP: 40%
力: 35%
魔力: 35%
技: 40%
速さ: 60%
幸運: 45%
守備: 30%
魔防: 40%
魅力: 45%

初期値

HP: 27
力: 8
魔力: 6
技: 6
速さ: 8
幸運: 6
守備: 5
魔防: 8
魅力: 8

技能

弓闘理信指重馬飛

初期技能レベル

剣E+, 槍D, 馬術D, 飛行D

固有スキル・紋章

ダフネルの小紋章: 戦技仕様時、40%の確率で威力+5
女騎士: 計略の威力+3, 命中+5

戦技・魔法

剣術
A: 魔刃

槍術
C+: 一撃離脱
A: 氷槍

理学
D: ブリザー
C: トロン
A: フィンブル

信仰
D: ライブ
D+: リザイア
C: リブロー
B: エンジェル

指揮
D: 魔力の応援
C: 攻め立ての陣

概説

・各学級に一人はいる高速キャラ枠。
・トップ2タイの速さ60%が目玉。得意技能もファルコンナイトに必要な部分が全て得意で、ペガサスに非常に向く。魔防40%も純魔法キャラに比肩するレベルで、魔法でも計略でも崩されづらく回避盾としてはトップクラスの性能。
・一方で力初期値8は最低レベルであり、成長率も力/魔力ともに35%とヘタれやすい。序盤は有意義なダメージを通すのにも苦労し、成長がヘタれるとその傾向は最後まで続く。
・攻撃の成長率に補正のかかる路線を経由するなどして火力を補っていってもよいが、回避に特化して釣り出しメインで扱い、ダメージはあくまで「おまけ」と考えてもよい。
・力と魔力の成長率が同値であり、敵は基本的に「守備>魔防」なので、魔法職として育成することで火力を補うこともできる。魔法のラインナップもなかなか優秀。理学/信仰ともに得意ではないので育成には多少手をかけてやる必要があるが、高速魔道士は他キャラでは真似しづらい個性。
・魔法路線に進まない場合であっても、「サンダーソード」「魔刃」「氷槍」は守備の高い相手にダメージを通す手段になる。
・紋章一致の遺産として「ルーン」を持つ。バランスよく高性能で、「震炎」もかなり優秀。槍路線であれば火力不足をこれで補うこともできる。

育成方針

・ペガサス路線
剣士/兵士/戦士 → ペガサスナイト/ブリガンド → (何か) →ファルコンナイト

順当な路線。
元から高い速さ/魔防に更に補正がかかり、長所に磨きがかかる。
回避盾としてメインの釣り出し役を担わせたいなら基本的にはこれ。
「飛燕の一撃」でルナティックにおいても追撃を安定させられ、そこに「鬼神の一撃」を加えればある程度の火力も見込める。
上級職期間において順当な就職先がないので、その期間をどうするかを考える必要がある。

初期から槍D/飛行Dあるおかげでペガサスナイト合格にはほとんど手がかからず、槍C+を急ぐ必要もないので、その分最序盤の自習/指導には余裕がある。
素直に剣/槍を鍛えてもいいが、弓Dの「曲射」を取りに行ってもいいし、斧を鍛えてブリガンドに備えてもよい。更に重装も鍛えてアーマーナイト最低保証の守備12や、重装Cの「重さ-3」を取りに行ったりという選択も考えられる。
指揮Eだとペガサスナイト時に配備できる騎士団がなくなってしまうので、Lv10までに最低でもDまでは上げておくこと。
初級職の選択は悩ましい。飛行職に就くので兵士の「引き戻し」は魅力的だが、剣士の「速さ+2」で回避や追撃の安定化、戦士の「力+2」で火力の補強も捨てがたい。
概説で述べた通り初期値は心許なく、回避や追撃に期待することも難しいので、実戦ではこの時期が一番辛い。初期習得の「旋風槍」が頼みの綱。

Lv10でペガサスナイト/ブリガンド。
ペガサスに乗れば一気に動かしやすくなる。
最終的に回避盾メインで運用する予定であっても「鬼神の一撃」は取っておきたい。「飛燕の一撃」に「鬼神の一撃」の組み合わせで追撃を取れば、力が多少ヘタれていてもきちんと火力を出せる。
上級職期間にドラゴンナイト想定なら斧を、ソドマス想定なら剣を鍛えていく。
主にブリガンドで育成することで力の伸びに期待するということもできるが、期待値ではLv10~20をずっとブリガンドで過ごしても力17に届くかどうかといったところ。力は最初から上級職の最低値保証をアテにし、速さなどに補正をかけていったほうがいいかも。

Lv20は複数の選択肢が考えられる。剣を鍛えてソドマス、斧を鍛えてドラゴンナイト、馬術を鍛えてパラディンあたり。
ソドマスは剣Aが求められ、得意技能ではあるがそこそこ意識して鍛えておく必要がある。
ドラゴンナイトは斧B/飛行C。飛行はペガサスで実戦をこなしていれば自然と到達できるので、確定合格に拘らなければ斧C+で十分。
ソドマスは合格が高いハードルになりがちだが、成長率や補正値はこちらのほうが優秀。
ドラゴンナイトは合格が比較的楽で、飛行を実戦で鍛えられるので「警戒姿勢」の習得を早めやすい。

Lv30でファルコンナイト。
自ターンでは「飛燕の一撃」「鬼神の一撃」の組み合わせで追撃込みで火力を出し、敵ターンの受けには「警戒姿勢+」で回避、と縦横無尽の活躍が期待できる。

最終的なスキル構成は
「槍術」「警戒姿勢+」「飛燕の一撃」「鬼神の一撃」「自由枠」。
自由枠は「槍の達人」「剣術」「◯殺し」「回避の覚醒」「守備封じ」「重さ-3」「力+2」「速さ+2」「HP+5」など。
自ターンでの攻撃には期待しないのであれば「◯◯の一撃」は切って「槍術」「剣術」「剣殺し」「斧殺し」「警戒姿勢+」のような形で。


・踊り子路線
剣士 → ペガサスナイト/盗賊/傭兵 → 踊り子

踊り子要員にしてしまう路線。
攻撃面を頑張って補強してもフェリクスやシルヴァンのような突破力は望めないので、自ターンではそれらのキャラに2回動いてもらい、自分は回避盾として敵ターンでの受けに特化するという考え。
剣得意かつ速さの伸びが良いので「剣回避+20」との相性は抜群。
ドロテアやフレンなどの後衛職メインのキャラを踊り子にすると前線に出す際には細心の注意が必要になるが、イングリットの耐久力と速さならその心配もない。
他にも理学Cの「トロン」で連携参加の小回りが効く点、紋章持ちのおかげで「ドローミの鎖環」を無理なく持てる点、馬術・飛行得意を活かして「移動+1」「警戒姿勢+」が回収しやすい点など、踊り子運用に向く要素を豊富に持つ。

最初から踊り子前提で育成するなら鍛えるべき武器種はほぼ剣だけだが、剣C+の戦技を持たないので剣のみで育てると踊り子就職までの期間のパンチに欠ける。飛行の技能稼ぎも兼ねて、ペガサスナイトを経由したい。
なので初期の自習/指導の項目は剣と槍で。槍C確保後は指揮や飛行に注力していく。
初級職は「速さ+2」のある剣士で。

Lv10でペガサスナイト。
剣メインで運用しつつ、剣術・飛行をどんどん伸ばしていく。

EP9で踊り子資格獲得。
「トロン」目的で理学を上げ始めるのは踊り子就職後でもよいだろう。
できれば高回避の騎士団を配備したいので指揮の育成も忘れずに。
欲しいスキルは「剣術Lv5」「警戒姿勢+」くらいのものなので、後はひたすら剣術と飛行を上げていくだけでよい。

最終的なスキル構成は
「剣術」「剣回避+20」「警戒姿勢+」「特別な踊り」「自由枠」。
自由枠には「槍術」「飛燕の一撃」「待ち伏せ」「速さ+2」「HP+5」など。
「移動+1」を目指していくこともできるが、「警戒姿勢+」との両立は厳しいか。


・剣歩兵路線
剣士/戦士 → ペガサスナイト/ブリガンド/アーチャー/盗賊/傭兵 → ソードマスター/アサシン

剣得意を活かして速さに特化する形。
ペガサス路線と比べて技能の育成が簡単な点、騎士団の選択肢が多い点が利点。
回避盾運用するなら「回避+10」を持ち「警戒姿勢+」も習得しやすいペガサス路線のほうが向くので、自ターンでの追撃狙いで火力に期待したい。

ソドマスであれアサシンであれ弓は持っておきたい。最序盤はとりあえず弓Dで「曲射」を確保しておくと後々にも繋がって便利。
剣C+の戦技は習得せず、「剛撃」だけではややパンチ不足なので、「飛燕の一撃」「鬼神の一撃」のどちらかは早めに回収しておきたい。先に目指す方に合わせて槍か斧を鍛えていく。
斧と重装を合わせて鍛えて守備12の最低値保証と「重さ-3」を狙っていっても。

Lv10でペガサスナイトかブリガンド。
飛行職なので実戦で動かしやすく、剣に技能ボーナスも乗るペガサスナイト先が基本的にはオススメ。
「飛燕の一撃」習得後に「鬼神の一撃」「命中+20」の回収を目指していく。

Lv20でソードマスターかアサシン。
技が伸びるわけではないのでソドマスで必殺狙いにはあまり向かない。どちらかといえばアサシン優性か。

最終的なスキル構成は
「剣術」「剣の達人」「飛燕の一撃」「鬼神の一撃」「自由枠」。
自由枠には「弓術」「命中+20」「待ち伏せ」「速さ+2」「HP+5」など。


・魔法路線
1. 剣士/兵士/修道士 → ペガサスナイト/メイジ → ウォーロック/ダークペガサス
2. 剣士/兵士/修道士 → ペガサスナイト/メイジ/ソシアルナイト → ウォーロック/ヴァルキュリア (→ダークナイト)
3. 剣士/修道士 → ペガサスナイト/メイジ → ソードマスター/アサシン → エピタフ

「魔神の一撃」を取り、魔法を積極的に使っていく路線。
ある程度魔法をまともに扱えるキャラの中ではトップクラスの速さを持ち、「飛燕の一撃」も合わせて追撃で火力を出す魔法職になれる。
理学/信仰は普通だが馬術/飛行得意なので、素直にウォーロックやグレモリィで育てるよりはダークペガサスやヴァルキュリアを目指していきたい。
習得魔法の関係で命中面が安定しづらいので、「慧眼の一撃」が取れるヴァルキュリアが特に好相性。
剣メインで育成していく傍ら「魔神の一撃」を取り、サンダーソードと「魔刃」を積極的に活かしていく3.の路線もある。

EP3課題までのブリザー/ライブ習得を目標に、理学/信仰を伸ばしていく。
その後はトロンの理学Cとペガサスナイト受験の槍Cを目安に。
初級職は魔法の使える修道士が基本だが、ダークペガサスやヴァルキュリアを目指すなら「引き戻し」のある兵士も一考。

Lv10でメイジかペガサスナイトに。
メイジ期間は「ファイアー」が使えるので命中率や弾数のことをあまり気にしないで済む。
先にメイジで「魔神の一撃」を回収し、ペガサス期間はサンダーソード中心に使うようにするとよいかも。
1.の路線の場合飛行Cはペガサス期間の実戦で無理なく到達できるので、理学を中心に鍛えていく。また「ヌーヴェル天魔隊」を配備するために指揮も忘れずに。
2.の路線の場合はソシアルナイト資格も取ってある程度実戦で馬術を底上げすることも一考。ウォーロックの最低値保証のために理学もB+/Aは欲しいので忙しい。

Lv20は1.2.の場合まずはウォーロックで魔力の最低値保証を確保しておきたい。
ダークペガサスやヴァルキュリアに就くのはその後からでも。
就いた後は指揮の底上げや剣術Aの「魔刃」・信仰Bの「エンジェル」回収に着手する。
基本的に追撃を狙っていくぶん他のキャラより魔法弾数の消費が早く、ウォーロックではないので「黒魔法回数x2」にも頼れない。「サンダーソード」は常備しておきたい。
3.の場合はソードマスターかアサシンに。
物攻と魔攻の両方に補正が入る騎士団を回してやって、「サンダーソード」「魔刃」を強く使えるようにする。

3.の場合、Lv30でエピタフに。
「魔神の一撃」があるので基本的に魔法中心に戦っていくことになるだろう。

最終的なスキル構成はどの路線であっても
「理学」「飛燕の一撃」「鬼神の一撃」「自由枠」「自由枠」のような形になるか。
2.の路線なら自由枠一つは「慧眼の一撃」。
自由枠には「剣術」「魔力+2」「速さ+2」「HP+5」など。


スカウト・課題協力

スカウトには技15/飛行Dが要求され、剣術・槍術が自動成長している。
イングリットだけの特性として、ルナティックでのEP6以降は自学級で育成した際の期待値より強く育っている(ルナティックのペガサスナイトが中級職でなく上級職扱いである関係か)。
具体的には、EP6イングリットの初期値はHP34/力13/魔力11/技12/速さ18/幸運11/守備11/魔防16/魅力14。
同様のルートを辿った際の自学級イングリットLv11の期待値はHP31.65/力11.5/魔力9.5/技12.25/速さ17.1/幸運10.5/守備8/魔防13.8/魅力13.05。
イングリットは最序盤の育成がやや大変なので、スカウト時はそこをスキップできるのも嬉しい点。
ペガサスナイトで加入するのに指揮Eスタートなので、指揮Dまで上げないと騎士団が配備できない点にだけは注意。


雑記

・シルヴァン/フェリクスとの連携で威力補正がかかる。
・ドラゴンマスターやパラディンを着地点にする育成方針もアリ。苦手技能も「死にステ」もないキャラなので、何でもできてしまう。

2024/04/01

【FE風花雪月】メルセデスの育成方針

基本データ

成長率

HP: 30%
力: 25%
魔力: 50%
技: 45%
速さ: 40%
幸運: 30%
守備: 25%
魔防: 45%
魅力: 40%

初期値

HP: 25
力: 6
魔力: 10
技: 6
速さ: 8
幸運: 5
守備: 5
魔防: 9
魅力: 8

技能

剣槍斧理信馬飛

初期技能レベル

理学E+, 信仰D

固有スキル・紋章

ラミーヌの小紋章: 回復魔法使用時、10%の確率で回数消費なし
奉仕の喜び: 自分が白魔法でHPを回復させた時、自分のHPも同じだけ回復する

戦技・魔法

弓術
才能開花: ウィークショット

理学
D: ファイアー
D+: サンダー
C: ボルガノン
A: ライナロック

信仰
D: ライブ
D+: リザイア
C: リブロー
B: レスト
A: リザーブ

指揮
C: 回復の陣

概説

・青獅子のヒーラー枠。
・「リブロー」「リザーブ」を両方習得する唯一のキャラであり、回復役としては文句なし。一方で「ワ―プ」「レスキュー」「サイレス」などの有力な補助系白魔法は習得せず、回復役以外に担える役割はそれほど多いわけではない。
・技能傾向も理学/信仰が得意で武器3種が苦手と、非常にわかりやすい傾向。良く言えば育成で悩む必要がない、悪く言えば幅が狭い。とはいえ女性の魔法キャラなので就職先は多い方。
・才能開花で弓得意になり「ウィークショット」を習得するが、アーチャーを経由して「命中+20」を取りに行くほど命中に難儀するわけではない。「ウィークショット」も相手の攻撃を受ける状況になって初めて機能するデバフなので有効活用しづらい。
・そもそもヒーラーがダメージを受ける状況はあまりないはずなので固有スキルを積極的に活かす機会も多くはないだろうが、魔法兵の釣り出しや魔法砲台の受けを担当する際などには便利。
・良くも悪くも回復に特化した性能であり、専属ヒーラーの価値をどれくらい高く見積もるかで評価が変わってくる。幸いなことに所属学級である蒼月ルートの最終盤は遠距離攻撃に晒されるマップが多く、安定したヒーラーの需要は高め。


育成方針

・ビショップ/グレモリィ路線
修道士 → メイジ/プリースト → ビショップ/ウォーロック (→グレモリィ)

順当な路線。
両方得意技能の信仰・理学をひたすら上げているだけでヒーラーとしては十分な仕事ができるので、育成に手間を掛けずに済む。

最序盤の自習と指導は素直に理学/信仰でよい。
「セイロス聖女隊」「セイロス修道士隊」を配備して基本はサポートに徹するのであれば指揮も当面はEのままで可。
各学級のヒーラー組で唯一の信仰DスタートなのでEP2の課題にリブローが間に合わないのはやや惜しいところ。

中級職はメイジかプリーストだが、基本的にはメイジ推奨。
「魔神の一撃」はあって損することはない。
武器を使わない分持ち物欄が空くので、「行軍の指輪」「癒やしの杖」「魔導の杖」が手に入り次第持たせ、適宜持ち替えながら運用していくとよい。

Lv20でビショップかウォーロック。
この時期になると「白魔法回復+10」がないと回復力が物足りない場面も増えてくるので、あくまでヒーラーとして見るならビショップ優位。
積極的に攻撃参加する/そもそもヒーラーに頼る場面は多くないのであればウォーロックに軍配が上がるが、2マス射程の魔法しか持たないぶん攻撃参加の機会を設けづらい点には留意。
信仰Aの「リザーブ」習得後はそれ以上信仰を上げても大した意味はないので、理学(と指揮)に切り替えていく。
最終的に理学Sの「黒魔法射程+1」まで確保できれば攻撃参加しやすくなる。

Lv30でグレモリィに就くこともできる。
「白魔法回復+10」を失い回復力は落ちるが、移動5を手に入れる。
基本的には足回りが利くほうが動かしやすいだろうが、回復力が欲しいマップではビショップで出撃してもよい。

最終的なスキル構成は
「理学」「黒魔法射程+1」「魔神の一撃」「自由枠」「自由枠」
自由枠は「信仰」「弓術」「指揮」「弓殺し」「回復」「祈り」「魔力+2」「HP+5」など。
順当に進んでいるとスキル枠も余りがち。他のキャラだとスキル枠の都合で抜けやすい「信仰」「指揮」が入ってくることもままあるだろう。個人スキルがあるので「回復」の優先度も低め。


・ヴァルキュリア/ダークナイト路線
修道士 → メイジ/プリースト → ビショップ/ウォーロック/ヴァルキュリア (→ダークナイト)

馬術を伸ばして騎馬魔法職になる路線。
基本的には理学/信仰以外に上げたい技能がほぼないキャラなので、コツコツ馬術を伸ばしていく暇も捻出しやすい。
リブロー・リザーブを習得するおかげで回復する分には軍勢の最後尾であっても不自由しないので、手が空いた時に積極的に戦闘参加していくのが機動力確保の主な目的になる。

メイジ就職まではビショップ路線と同様。
就職後にヴァルキュリアに向けて馬術を伸ばし始める。

Lv20でウォーロックかビショップ。
Lv20段階ではとりあえずウォーロックかビショップに就いておき、馬術が間に合い次第ヴァルキュリアに鞍替えしていく路線のほうがスムーズ。馬術得意でないキャラでLv20に馬術Bを間に合わせるのはなかなか大変だし、ヴァルキュリアは最低値保証が残念。
回復力が後一押し欲しい時のために「癒やしの杖」は常備しておくとよい。

槍を伸ばせばダークナイトにも就けるが、苦手技能の槍に挑戦する必要があるので機会費用をよく考えて。
黒魔法の単純な火力と移動力はダークナイトのほうが上だが、魔法射程はヴァルキュリアが上なので一長一短。

最終的なスキル構成は
「理学」「黒魔法射程+1」「魔神の一撃」「慧眼の一撃」「自由枠」。
自由枠は「移動+1」「信仰」「弓術」「指揮」「弓殺し」「回復」「祈り」「魔力+2」「HP+5」など。
馬術A+まで伸ばせば「移動+1」を取れるが、馬術得意ではないのでそれなりに手をかけてやる必要がある。


・ダークペガサス路線
修道士 → メイジ → ビショップ/ウォーロック/ダークペガサス

ヴァルキュリア路線と似た考え方で、こちらは飛行を伸ばす。
飛行職の機動力で魔法戦技や「レスキュー」を最大限に活用する…といった強みはないが、魔法受け適性の高さと「魔力変換」の相性は良好。

Lv10までの育成方針はビショップ路線と同様。
飛行はCでいいので育成にはある程度余裕がある。

Lv20でウォーロックかビショップ。
ダークペガサスは最低値保証がしょっぱいので、最低値保証目的でLv20はとりあえずウォーロックかビショップで。
指揮Bの「ヌーヴェル天魔隊」が配備できるようになってからが本番なので、それまではウォーロック/ビショップで過ごしてもいい。

最終的なスキル構成はほぼビショップ路線と同じ。


・バトルシスター路線
修道士 → メイジ/プリースト → ビショップ/バトルシスター

かなりの変化球の路線。
「格闘回避+20」に「ラファイルの宝珠」の組み合わせで、仮に攻撃を喰らっても確率で「大盾」「聖盾」が発動する回避盾として、また「オーラナックル」を活かした火力役として。
本職格闘キャラと比べて魔法に対して圧倒的に強いのが強み。
積極的に敵の攻撃を受けさせていくので個人スキルも有効活用できる。
ただし肝心の速さ・幸運の伸びは決して高くないので、回避補正の高い騎士団の配備はマストだし、受けさせる相手はきちんと選ぶ必要がある。
魔力と回避の両方に補正が入る騎士団の選択肢が非常に少ない点も追い風。総じて完成までに非常に手間がかかり、長い目で見てやる必要がある。

Lv10まではビショップ路線と同様。
格闘術を座学でコツコツ鍛える必要があるので、理学はC確保で打ち止めが現実的。
第二第三の保険として「祈り」の活用も考えられるので、メイジに加えプリーストもマスターしておいてもよい。

Lv20でビショップ/バトルシスター。
格闘術B+はかなり高いハードルであり、現実的にはビショップになるのがほとんどだろう。
ビショップで普通にヒーラーとして運用しつつ、格闘術が間に合い次第バトルシスターに。
「格闘回避+20」「遠当て」のどちらも欲しいので、兵種経験値は意識して稼いでいきたい。
回避補正の高い騎士団の配備のために、指揮Lvの底上げも平行して行っていく。オススメは「青獅子舞姫隊」「ヌーヴェル天魔隊」「ヌーヴェル侍女隊」「私兵団"狼の牙"」「秘密の輸送部隊」あたり。
実用はかなり終盤になるが、「オーラナックル」が錬成できる時期になれば非常に高い火力も出せる。

最終的なスキル構成は
「格闘術」「格闘回避+20」「魔神の一撃」「自由枠」「自由枠」。
自由枠には「理学」「信仰」「祈り」「弓殺し」「回復」「魔力+2」「HP+2」など。

スカウト・課題協力

スカウトには魔力15/弓術Cが要求され、理学・信仰が自動成長している。
必要な部分が両方成長しているので、ヒーラーが欲しければスカウトからでもすぐに実戦投入できる。
スカウト自体もアサシンのために弓を鍛えていれば自然と条件は満たせる。
メルセデスに限った話ではないが、ヒーラーキャラは回復するだけで支援値が稼げるので課題協力での支援稼ぎが楽。

雑記

・アネット/イエリッツァとの連携で威力補正がかかる。
・スナイパーになって「魔法の弓」+「ハンターボレー」で火力を出す運用もあるが、魔法戦技を覚えないので純物理職に就いてしまうとダメージを通すのにすら苦労し、魔法水晶の安定供給が始まるEP16までは実用は厳しい。やりたければ普通にビショップで運用しつつ弓を鍛え、EP15~16くらいからスナイパーに路線変更する形で。
・今作は「敵の反撃を受けない射程からの攻撃」「敵の反撃を受ける前に倒しきる攻撃」の手段が豊富に用意されているので、堅実にプレイしているとそもそもヒーラーの仕事が回ってこないということはままある。ヒーラー特化のメルセデスはそこがやや逆風気味。HPをリソースとして考え、例えば2手使えば反撃を受けずに済む敵に対しても、反撃を喰らう戦闘を仕掛けることで1手で済ませられるなら積極的に仕掛けていく…というようなプレイングを意識すると◯かも。